花粉症 ・ 短時間アレルギー検査

【花粉飛散量予測】


注! 関東地方は例年並みか、例年よりやや多く飛散する見込みです。早め早めの対策を!
関東地方は、前シーズンと比べると、四国・中国・北陸・関東甲信は50~60%と少ない予想です。
2023年は、夏の猛暑の影響で、花芽の形成に好条件な「高温・多照・少雨」という気象条件が九州から北海道にかけて揃いました。また、花粉の飛散量は、前年春の飛散量も影響し、多く飛散した翌年は減少する傾向があるといわれています。2023年は、春の花粉飛散量が多い傾向となったため、秋に観察されたスギ雄花の花芽の量は、ほとんどの地域で2022年の秋より少ないことが報告されています。 このことから、2024年春の花粉の飛散量は、広い範囲で前シーズン(2023年)に比べると少ないでしょう。それでも昨夏の猛暑の影響で、多くの地域で例年並みか例年よりやや多いと予想たれています。東北北部と北海道は、前シーズンの飛散量が少なかったため、前シーズンより非常に多い見込みです。(日本気象協会)

【スギ花粉前線予測】


注! 関東地方のスギ花粉飛散ピークは2月下旬予想。スギ花粉の後のヒノキ花粉にも注意!
関東地方では2月上旬より飛散開始となる見込みで、例年並みか、例年より早くなる予想です。
1月前半は気温が高めに経過したこともあり、スギ花粉がわずかに飛んでいる地域があることが確認されました。この先も寒暖差が大きく、1月下旬は寒さが厳しい日が多くなりますが、2月の気温は平年より高めに推移するでしょう。このため2月に入るとスギの開花が進み、福岡や東京など早い所では2月上旬に飛散開始となる見込みです。
まだ飛散開始には至っていなくても、気温が上がると、花粉は飛散する可能性が十分にあるため、今後も寒暖差に注意しながら、花粉症の方は対策を万全にしましょう。(日本気象協会)

 2024年スギ花粉前線予報図(第3報)(日本気象協会)


【花粉症の検査と対策】


花粉症は2月から症状が出始めます。
今まで花粉症ではなかった人も、突然発症する場合があり、一度発症してしまうとなかなか完治させることが難しい病気です。
花粉症かな?と思ったら、検査を受けてみましょう。花粉症の検査は こちら。
花粉症になってしまった場合は、毎年の花粉飛散時期の前に治療を始めると効果があります。
事前に治療を始めると、そのシーズンの症状が軽くなります。

花粉症のシーズンはコンタクトレンズの使用はやめ、眼鏡を使用するようにしましょう。
コンタクトレンズは花粉症を悪化させてしまう可能性があります。
また、眼科では抗アレルギー薬の目薬を処方致しますので、花粉症の方、花粉症かな?と思われた方は一度早めの受診をお勧め致します。

※ 当院では、目薬と一緒に点鼻薬もお出しすることができます。


【花粉症外来】
~飲み薬・点鼻薬も処方致します~


当院では、花粉症シーズン中における花粉症治療を目的とした患者様に関しましては、 通常行うさまざまな眼病予防・発見を目的とした特定の検査を行わず、 眼圧検査+診察のみで目薬等を処方する“花粉症外来”を実施しております。 花粉症外来をご希望の患者様は、受付又は検査員にお申し出ください。
花粉症外来では、いつもお使いの目薬だけでなく、飲み薬・点鼻薬も処方致しますので、必要な方は診察室でお申し出ください。


【短時間アレルギー検査 イムノキャップ・ラピッド】


当院では、“イムノキャップラピッド”という採血による8種類のアレルゲンに対するアレルギーテストを行っています。
採血方法は注射ではなく、指先から行う大変簡単なものです。
お待ち頂く時間は20分だけで結果が得られます。
イムノキャップでは、花粉症の原因となるスギ・ブタクサの特定もできます。





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